サラ
落ち着いた性格の少女
洋館で暮らしているが、
元々の家主はすでになくなっている
それまで吸収してきた、人の魂の記憶が要り混ざっており
様々なことが詳しかったり
何事もそつなくこなすことができる。
そのせいか、時々自分が誰だかわからなくなる。
ヒトモシのころは家主と仲良く暮らしており、
口数はすくく、表情はかわらなかったが、頭の炎でよく洋館内を照らし
幸せに暮らしていた。
ランプラーになる頃には家主が亡くなりかけで、
家主が元気を出すように、部屋の明かりを照らしていた。
シャンデラになる頃にはもう家主はなくなっており、
その悲しみ。また、思い出を汚されないよう
洋館に、くる人々の魂を吸収していた。
色々な記憶が混ざるにつれ、家主の記憶も薄れ
人々の魂を吸収することはなくなった。
「こんな遅くによく来ましたね。どうです、お茶でも飲みますか?」
「心の中の魂が、わたしをわたしじゃなくしていく…この記憶は本当に私の??」